私は4年くらい前にウォーキングを始めました。 歩いてみて分かったのですが、これは身体的にも精神的にもすごく良いことだなと感じていました。
どれくらい良いことかというと、 「歩くことで、人生が本当に変わった」と感じるくらいです。
人生が変わることなんてそうないですから、何故なのか?もう少し整理したかったですし、もう少し深く理解したいとも思っていました。 そんな中、先日読んだ本『歩く マジで人生が変わる習慣』が様々なエビデンスや事例をもとに、うまく整理していてくれていましたので、本日は本の内容について私が関心を持ったところを共有したいと思います。
■ 歩くことで「脳」が変わる。創造性が高まる。
この本の中で最も印象に残ったのは、 「歩くことで脳の健康や創造性が大きく向上する」という点です。
スティーブ・ジョブズが散歩魔だった、マーク・ザッカーバーグが散歩魔なのはご存じでしょうか?実はMeta社の屋上には社員のためのウォーキングトレイルまであるそうです。
ただのリフレッシュではありません。歩くことが従業員のエンゲージメントや生産性を高めるという研究結果もあるとのこと。ハーバード・ビジネス・レビューでも「ウォーキング・ミーティング」が推奨されているようです。
GAFAが優秀な成績を収めているのは、経営者から社員まで皆が歩きながら考えるように行動できて、それが習慣化できているからなのかもしれません。 会社でも歩けるなんて羨ましいですね。
歩くことで、脳内では「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質が分泌されるようですが、これは神経細胞の成長や再生、記憶力や学習力の向上に深く関わる“脳の栄養剤”のようです。さらにセロトニンやドーパミンといった幸福感を高める神経伝達物質も活性化されます。
つまり歩くことにより”脳の栄養補給”ができるそうです。脳に直接補給できるのですから高い栄養ドリンクよりよっぽど効果がありそうですね。
■ 偉人たちも「歩くこと」の価値を知っていた
本書には、数々の偉人たちの“歩行賛歌”が紹介されており、これもとっても興味深いです。
「睡眠と歩くことは、削ってはいけない」― ジョン・アダムズ(米第2代大統領)
「森や草原を歩くほど幸せなことはない」― ベートーヴェン
「偉大な発想はすべて、散歩中に浮かぶ」― ニーチェ
「歩くことは、人間にとって最良の薬である」― ヒポクラテス
彼らの言葉には、何百年経っても色褪せない説得力があります。 後世に残るような偉大な成果を残していますので、歩くことの魅力が伝わってきますね。
■ 実践したい歩く習慣
本書で紹介されていた習慣をご紹介します。
週に3回、40分のウォーキングを習慣にする
自然の中を歩く時間を意識的に持つ
アイデアが出ないときは、とにかく歩く
ジョブズは「大事な話をする時は、長く歩きながら語った」と言います。 そういえばジョブズのプレゼンは、よくステージを歩き回っていましたよね。印象的だったと思います。それがプレゼンの場だけでなく、常日頃、”長く”歩いていたようです、
■さいごに 座るという習慣
座っている時間が睡眠より長くなってしまった現代。私たちは、椅子中心の社会を「便利」だと信じてきました。でも、それは間違いだったかもしれません。本著でも少し触れていますが、現代の人間の不幸の始まりは座ることをベースにした、社会の設計にあるのかもしれません。
健康でいることは、豊かな人生を歩むための土台です。 歩くことは特別な努力はいりません。少しの意識と習慣の積み重ねが、自分自身を大切にする第一歩になると思います。 今日もどこかへ散歩に出かけましょう。