今日の昼、家族で一駅離れた行きつけのインドカレー屋さんへ行ってきました。 この店は、お子様ランチも安く、娘はマンゴーラッシー、息子はカレーと焼きたてのナンが大のお気に入りです。いつものお散歩コースを歩き、皆でごはんを食べて帰るのが、我が家の小さな楽しみの一つです。
店内はいつも比較的空いていて、店員は全員がインドの方です。 今日はいつもより丁寧なおもてなしだったような気がします。日によってばらつきますが、日本人であっても誰であっても一緒ですね。
実はここの食後のコーヒーに、忘れられない一杯があります。 以前に奇跡的に香りと、味のバランスが完璧なコーヒーが出てきたことがあって、それはそこらの喫茶店でも味わえないレベルでした。1000円、2000円払ってでももう一度飲みたいほど。今日のコーヒーは普通でしたが、あの一杯を再現できるか、今度店員さんに聞いてみようと思います。 おそらくコーヒーを入れる店員さんで違いがあるのだと思ってみます。
もちろんカレーも美味しいです。そして安い。日本のカレーライスとはまた別物で、家では再現できない香りやスパイスの奥深さがあります。
日本のカレー市場と共存できたインドカレー屋さん
考えてみれば、インドカレー屋は日本のカレー市場を壊すことなく共存しています。 日本式カレーは家庭や学校、チェーン店で根付いた日常食。一方、インドカレーは異国情緒を感じさせる非日常の食体験。両者は「どちらかを選ぶ」のではなく、「今日はどっちにしよう」と気分で選べる存在です。
このように、既存市場を奪わず、新しい価値や選択肢を加えることこそ経営学でいう「非ディスラプティブ(破壊)な創造」。インドカレー屋は、「カレー好き」かつ「異国体験を味わいたい」層という新しい顧客層を市場化しました。(意図してかはわかりませんが)
日常の中の新しい選択肢
このように、既存市場の破壊なく、新しい市場をつくるのは特別な発明や大企業の戦略だけではありません。 私たちの日常にある、こうした「新しいけれど共存する」サービスや店も、その好例だと改めて思いました。インドカレー屋は、日本のカレー文化を壊すことなく、むしろ多様化と豊かさを広げてくれています。
今度あの奇跡のコーヒーを再び味わえたら、その一杯もまた、私にとっての小さな「非ディスラプティブな創造」になるかもしれません。 はじめて体験した”香り”でした。インドのコーヒーは特別なのだろうか
ここまで読んでいただきありがとうございました。